犬の食中毒予防|フードボウル・飲み水の衛生管理がカギ

「犬も食中毒になるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実は食器のぬめりや水の汚れが原因になることも。
とくに梅雨や夏場は雑菌が繁殖しやすく、体調を崩すきっかけになりやすい季節です。
この記事では、犬の食中毒を防ぐために、ご家族が今日からできる衛生管理のポイントをご紹介します。
1. フードボウルは毎食後に洗浄を
食後にそのまま放置すると、雑菌やカビが繁殖する原因に。
とくにウェットフードは腐敗しやすいので注意が必要です。
- 食器用洗剤で毎食後に洗浄
- 週1回は熱湯や重曹+クエン酸で除菌
- ステンレスや陶器素材が衛生的
2. 飲み水の交換は1日2回以上が理想
見た目はきれいでも、雑菌やヌメリが繁殖していることもあります。
- 朝晩の水交換を習慣に
- 水皿のぬめりは食中毒の原因
- 自動給水器も定期的に洗浄を
3. バイオフィルム(ぬめり)は洗剤だけでは落ちない
食器や水皿にできるぬめりの正体はバイオフィルムと呼ばれる細菌膜。
普通の洗剤だけでは落ちにくく、ぬめりが再発しやすいのが特徴です。
- 重曹+クエン酸で分解除去
- 熱湯をかけて殺菌するのも効果的
- 除菌スプレーを併用すると安心
4. 食品・フードの保存にも注意
ドライフードも開封後は空気や湿気で傷むことがあります。
- 開封後はしっかり密閉保存
- 直射日光・湿気を避ける
- 冷蔵保存が必要なフードは早めに使い切る